花言葉:彼岸花(赤)「情熱」「再会」「あきらめ」 彼岸花(白)「また会う日を楽しみに」 彼岸花(黄)「追想」「元気な心」
会社から徒歩何十分か歩いた先に「彼岸花ロード」と名のついた道があります。
平成14年10月頃、有志の方々が自生する彼岸花をこの用水路の両端に移植しました。また町から白と黄色の彼岸花の提供があり、増殖させるため、自生の彼岸花と同じようにここへ定植したそうです。
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彼岸花はヒガン花科ヒガンバナ属に分類される中国原産の多年生草本で、路辺や畔、墓地、堤防などの日当たりの良い場所に生えていることが多いです。ラッキョウのような球根が地下に埋まっており、秋の彼岸(9月中旬ごろ)の頃に地中から花芽を出して赤い花を咲かせます。彼岸花は葉が茂る前に開花し、開花が終わった後に葉を出し、春が過ぎたころに葉を落として休眠状態になります。
彼岸花はすべての部分に毒性物質が含まれる全草有毒(ぜんそうゆうどく)と呼ばれる植物に分類されます。
触れるだけなら問題はないのですが、口に入れたり、食べたりすることで身体に影響を及ぼします。 しかし、人の場合致死量は10gなので、およそ670個食べなければ死ぬことはありませんが、もし彼岸花を触ったらしっかり手洗いをし、小さな子どもやペットがいる場合はなるべく近づかないようにしましょう。
2020.09.29 撮影者:S さん