花言葉:「 優しい心 」「 優雅 」
花菖蒲(ハナショウブ)とは、アヤメ科のアヤメ属に属する多年草で、花の色は青、青紫、紫、白、ピンク、黄などがあります。
花びらは、三英咲き(さんえいざき)と呼ばれる3枚の弁が大きく目立つものや、6枚の弁が広がる六英咲き(ろくえいざき)、八重咲きなどの花形があります。
花菖蒲は、日本の野山や湿原に自生している野花菖蒲の園芸品種で、江戸時代中期頃から盛んに品種改良が行なわれてきました。
その結果、交配種や種間交配によって育成された黄花品種、アメリカなど海外で育成された品種もあり、現在では5000種以上の品種が存在しています。
同時期に「杜若(カキツバタ)」や「アヤメ」も咲きます。見分けがとても難しいですね。
基本的に「花弁」を見て判別します。花弁の根元に黄色い目のような模様があるのが「花菖蒲」、花弁の弁の元に白い目のような模様があるのが「杜若」、網目状の模様があるのが「アヤメ」になります。
2020.06.08 撮影者:Y さん